ミクロの毒針

 

1975年 5分 

企画:日立製作所
 
■腔腸動物の刺激

 海水浴などでクラゲに刺され、痛い目にあった人はたくさんいますね。クラゲやイソギンチャクなど、腔腸動物といわれるものは、みんな目に見えない小さな毒の針をもっていて、それで餌になる魚を捕まえたり、身を守ったりしているのです。この毒の針は刺胞と呼ばれ、袋のような格好をした刺細胞の中に1本1本、まるでモリのついたヒモののように、上手にしまわれています。刺細胞は数え切れないほどぎっしりからだの中に詰まっていて、これが外から刺激をうけると、いっせいに刺胞を発射するのです。

海洋図書館ではイソギンチャクの刺胞を顕微鏡でとらえ、その発射の仕組みや様子などを細かく観察することにしました。海に住む生物のからだは本当にうまく出来ていますね。
 

  
協力 
お茶の水女子大学理学部生物学教室:柳田為正
海中公園センター錆浦研究所
 
製作:日本シネセル
 
 
文部省 特選
第17回科学技術映画祭入賞

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