「土蜘蛛」大塚神楽団

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作品概要

企画:骨の健康づくり委員会 カラー 39分
2002年11月16日 優秀神楽発表大会
広島県北広島町(旧:千代田町)千代田総合体育館にて収録

大和の土地を一望する葛城山には、大和朝廷の生まれる頃から、天下を乱す時を狙う土蜘蛛族が棲みついていました。都も奈良から京へ移り数百年を重ね、時は平安絵巻のごとく過ぎていました。

神楽の物語はその頃、都の守(まもり)源頼光(みなもとのらいこう)は病に伏し、侍女(じじょ)胡蝶(こちょう)が、典薬の守(てんやく=医者)から薬をいただき頼光の館へ帰る途中、土蜘蛛の精魂に襲われます。そして胡蝶の化身は、薬を毒薬に換えて頼光に差し出すのです。

しかし頼光は正体を見破り、源家に代々伝わる「膝丸(ひざまる)」という家宝の刀で土蜘蛛に一太刀浴びせると、土蜘蛛の精魂は大和・葛城山へ逃げ帰りました。

頼光は、我が身を救った膝丸を「蜘蛛切丸(くもきりまる)」と名を改め、四天王の一人・占部季武(うらべのすえたけ)に授け、葛城の山へ土蜘蛛退治に向かわせます。

四天王は土蜘蛛の残した血痕を辿り着き、土蜘蛛の妖術に悩まされながらも、蜘蛛切丸のご神徳を得て無事に退治します。
(文責:NPO広島神楽芸術研究所)

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