科学映像館:自然の謎、自然の神秘に触れる感動

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科学映像館を支える会

今、なぜ、高画質によるデジタル化か?!

 
     
 
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理事長 久米川 正好
 
 
 35mmネガは一般的に保存状態もよく、フィルムに保存されている情報量は最も多い。しかもHD化で60%前後情報を変換できると言われている。しかも私たちが行っている方法では、作品のイメージを壊すことなく3対4のサイズで変換できるので、現在では最高であろうと思っている(詳細はこちら)。

ところが、35mmネガ原版は撮影したカットを作品のストリーに従ってつなぎ合わせたものであり、明るさとか色調は、撮影担当者と現像担当者と何日もかけてポジフィルムにプリントして出来上がるとのこと。その際、各カットのデーターを克明に記載、同一のポジフィルムが出来るのだと。

ここに今回、問題が起こったのである。東京光音で16mmポジフィルムを参考にHD化を進めてくれたのであるが、仕上がった「The Bone II」(現在配信中)を観てびっくり。
ピンク色に染まった裸婦の像、細胞の周辺もピンクで関係者からすれば異様な画像。とくにプロローグとエピローグの色調は作品のテーマ、生物が海から陸へ、そして最後はまた海へを表した作品の重要課題であった。そこで、当時の撮影者、ヨネプロダクションの鳥居さんと小生が色あわせに立ち会い、少しは原版に近づいたと思われる。その修正版を近々配信する予定である。

1970年以前の作品では、一線を退き、色あわせに立ち会える関係者が、段々少なくなって来ている。生命誕生では幸いにも、制作に関わった浅香時夫さんが現役でご活躍。
いわば生き証人のお墨付きをもらって一安心した。今後、出来る限り、直接関係した方の立会いをお願いし、原作に近いデジタル化作品の再現に勤めたいと思っている。

 

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