日本の音風景100選から 兵庫・岡山編4話

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教育自然東京シネマ新社

作品概要

制作:東京シネマ新社 企画:日本ビクター
1998年 カラー 39分23秒

(1)灘のけんか祭りのだんじり太鼓
(2)垂水漁港のイカナゴ漁 16:55
(3)諏訪洞 / 満中川のせせらぎと水車 26:38
(4)ホタルの里 31:29

(1)灘のけんか祭りのだんじり太鼓

播州各地の秋祭りの中で、10月14、15日に松原八幡神社で行われる大祭は、その勇壮さと華麗さから「灘のけんか祭り」と呼ばれ、全国的に知られている。

14日の午後と15日の午前中は松原八幡神社で、午後から御旅山へ場所を移し、神輿のぶつけ合いと屋台の練り合わせが盛大に繰り広げられる。御旅山の斜面は段々畑になっていて、15日にはこの畑が桟敷席となり、十数万人の見物客で埋め尽くされる。

この天然の大舞台に1台のだんじりが神輿と屋台を先導して、独特の小気味よいテンポの太鼓と掛け声で登場する。さわやかな秋空の下で、太鼓の音と人々の歓声が響きあい、荒々しい神輿のぶつけ合いと絢爛豪華な屋台の練り合わせは最高潮をむかえる。
(残したい日本の音風景100選から)

(2)垂水漁港のイカナゴ漁

瀬戸内海の春は、イカナゴ漁とともに訪れる。
神戸市垂水沖合では、イカナゴ漁が2月下旬から4月下旬にかけて最盛期となり、その水揚げ作業で忙しくなる。

暖かい春の日差しを受けたその風景は、この地の風物詩となっている。地域の人々は、待ち望んでいた春の気配の訪れに気分が高揚する。

日の出とともに出港した数十隻の漁船のエンジン音、船上の威勢のいい掛け声、網の中で無数のイカナゴが元気にはねる音、さらに上空をのびやかに乱舞するカモメの大群の鳴き声があいまって、風情ある春の音風景が作りだされる。

(3)諏訪洞 / 満中川のせせらぎと水車

新見市の東側にある北房町は奇岩、奇勝の宝庫だ。気の遠くなるほど長い年月を水がしたたり落ちてできた神秘的な鍾乳洞が点在する。天然記念物に指定されている「諏訪洞」の中では、激しく湧き出る水が小川となり音を立てて流れている。

その流れは備中川に合流し、サラサラと流れるせせらぎは、ゲンジボタルの幼虫カワニナを育てる。ギシギシと鳴る水車とともに、のどかで懐かしい農村の音風景を醸し出している。

(4)ホタルの里

北房町はホタルの里で、洞の入口の林にはヒメボタルも生息する。近くには「ほたる公園」もあり、動植物などの自然に恵まれている。

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