製作:東京シネマ新社 企画:自主企画
2000/2026年 カラー 5分
重複受精は、当時ウクライナのキーウ植物園長であったセルゲイ・ナワシンにより1898年に発見された。しかし、生きた状態で連続的に観察できるようになったのは、それから約一世紀を経た現代日本の植物学の成果である。本作品は、緑色植物の生殖進化を、単細胞の原生生物から被子植物に至るまで追った『種子の中の海 イチョウの精子と植物の生殖進化』(36分)の抜粋である。
トレニアは、雌しべ内部で花粉管を通じて精細胞が卵と中央細胞に同時に融合する「重複受精」を行う被子植物である。花粉管内は安定した水分環境に保たれ、精細胞は安全に目的地に到達する。受精の瞬間を光学顕微鏡下で生きたまま観察している点に、本作品の価値がある。
黒岩常祥教授 理学博士
東山哲也助手 理学博士
製作:岡田一男
脚本:鈴木由紀
撮影:谷口常也
演出:鈴木由紀
選曲:山崎 宏
解説:遠藤みやこ
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製作会社:東京シネマ新社