支那事変他、1930年代の9.5mmフィルム作品集

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社会その他

作品概要

1.支那事変 第四編 第一巻
1937年 モノクロ 無声 9.5mm販売
上海上陸:陸、海、空協同
弾雨下の敵前上陸 歴史的壮挙成る(8月23日)

58秒   上陸第一歩 敵機の猛射も物かは 全面の敵軍を撃退
2分6秒  激戦を語る もの凄い弾丸の跡

2.支那事変 第四編 第二巻
2分32秒 敵陣の誇る堅陣を撃破 勇躍前進の皇軍 続々要地を占拠
3分15秒 羅店鎮入城
3分28秒 獅子林砲台に 凱歌あがる
3分49秒 呉淞鎮総攻撃

3.花見
撮影:楠正治氏
1930年代 モノクロ 無声 9.5mmフィルム

先程までの緊迫した映像とは打って変わって、大阪で材木商を営んでいた豪商、楠商店の店主、楠家一行が川西市加茂の桃林に花見に行った模様を自ら撮影したもの。せっかくの手作りのごちそうがモノクロでよく確認出来ないが、大量の巻き寿司が非常に目立つ。途中(10分頃)からは、楠氏自宅付近を家族と散策。この桃園は現存しており、観光スポットになっている。

4.その他
編集後の残フィルムと思われる。軍人、兵隊ごっこをする子ども、踊りなど様々な画像が脈絡なくつながれているが、当時の日常の何気ない様子の断片を観ることができる。

どのカットも撮影地は不明だが、登場する軍人の襟には「10」の番号があり、旧日本陸軍の姫路師団の所属と思われるため、姫路から阪神地区で収録したものと伺える。



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