山寺やきもち踊り 伊那市山寺 白山社八幡社合殿

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井上井月顕彰会・ヴィジュアルフォークロア

作品概要

制作:井上井月顕彰会・ヴィジュアルフォークロア
企画:上伊那広域連合 2010年 カラー 16分

「上伊那の祭りと行事」の映像30選は、この土地に生き、地域で育まれた文化を、慈しみを持って継承してきた人々への感謝の念を込めて記録した。私たちはこれを、伊那谷の未来への文化遺産として残したい。

この行事は、厄除け祈願、五穀豊穣のために行うもので江戸時代の中期から始まったとされる。

「やきもち」の名は、踊り終えると一斉に逃げ出し最後の人が厄を負う=厄持ちになるから、ともいわれる。「焼き餅がはらんで」の歌詞から、ぷーっと膨らむ焼き餅の姿を、妊婦の豊穣の姿と重ねているとも考えられる。伊勢参りの文化が伝えるほのぼのとした行事である。

本行事は、長野県選択無形民俗文化財に指定されている。

撮影:2009年祭日4月第3日曜日

スタッフ

監督・撮影:北村皆雄
編集:田中藍子
整音:斎藤恒夫
撮影協力:石曽根志季子
協力:向山修

この映像による民俗記録は「平成22年度文化庁地域伝統文化総合活性化事業」「平成23年・24年度文化庁 文化遺産を活かした観光振興・地域活性化事業」の補助金を得て、制作されたものです。



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