だるま市と高遠ばやし 伊那市高遠町

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井上井月顕彰会・ヴィジュアルフォークロア

作品概要

制作:井上井月顕彰会・ヴィジュアルフォークロア
企画:上伊那広域連合 2012年 カラー 26分

「上伊那の祭りと行事」の映像30選は、この土地に生き、地域で育まれた文化を、慈しみを持って継承してきた人々への感謝の念を込めて記録した。私たちはこれを、伊那谷の未来への文化遺産として残したい。

高遠鉾持(ほこじ)神社の風雨順調と五穀豊穣の祈年祭(としごいまつり)に合わせて行うだるま市で、近隣の住民が縁起物の「福だるま」を買おうと集まってくる。かつて農作物の種子が売買されたが、今はない。昔は旧暦の正月14日に行われた。

一方、高遠ばやしはそろいの衣装に花笠をかぶり、三味線・笛・太鼓・鼓を奏でながら屋台とともに練り歩く。
もともと江戸の中期に江戸や上方(京都・大阪)から、高遠商人の手で移入されたものではないかと言われている。

かつては春祭りとして行われていたが、現在は9月23日の灯籠祭りに行うようになった。伊那市無形民俗文化財に指定されている。

撮影:2011年祭日
だるま市:2月11日
燈籠祭り:宵祭り 9月22日
     本祭り 9月23日(秋分の日)

スタッフ

企画:上伊那広域連合
監督:北村皆雄
撮影:北村皆雄
編集:田中藍子
整音:斎藤恒夫
撮影協力:北村弘
協力:北條良三、北原紀孝

この映像による民俗記録は「平成22年度文化庁地域伝統文化総合活性化事業」「平成23年・24年度文化庁 文化遺産を活かした観光振興・地域活性化事業」の補助金を得て、制作されたものです。



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