日本の音風景100選から 宮崎・熊本編4話

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教育自然東京シネマ新社

作品概要

制作:東京シネマ新社 企画:日本ビクター
1998年 カラー 32分23秒

(1)通潤橋の放水
(2)五和の海のイルカ 8:56
(3)三之宮峡の櫓の轟 16:2
(4)えびの高原の野生鹿 24:29

(1)通潤橋の放水

空に架かる水路という形容詞がぴったりの通潤橋。この石橋は国重要文化財指定だが、140年間人々の生活を支えている。

放水は、もともと水管に沈殿した砂を放出するために考えられた。普段は悠然と物静かなたたずまいだが、豪快な放水が始まるや、地響きにも似た勇猛な音が沈黙を破ってあたりの空気を一変させる。

水栓を抜く「コツコツ」という槌音に始まる感動の予感、栓が抜けた瞬間のほとばしる水しぶき、待ち受けた人々から湧き起こる歓声。

さらに激しい水音は、虹の彩りを描きながら周辺に広がり、人々の喜びの声とハーモニーを醸し、石橋「通潤橋」の泰然自若、荘厳なる趣きが相まって「いのち」あふれる世界が創り出される。(weblio辞書から)

(2)五和の海のイルカ

熊本県の三角町から天草五橋で天草へ渡ると、自然環境と文化雰囲気も一変する。砦ロマンを秘めた海と風土が、殉教の歴史を語っているようだ。

天草下島の五和町通詞島の沖合の海域には、全国的にも珍しい野生のバンドウイルカが、約300頭ほど生息している。五和町の二江港から漁船にのって5~15分ほど行くと、これらの野生のイルカに出会うことができる。

しぶきを上げて跳びはね、漁船の動きに合わせて真横についてくる愛嬌いっぱいの野生のイルカたちの生態と彼らの声を聞いていると、自然と人との共存の大切さのメッセージをイルカたちから受けとっているようで、何とも感動的な体験となる。(weblio辞書から)

(3)三之宮峡の櫓の轟

三之宮峡は、岩瀬川の上流浜の瀬川にある延長1kmの甌穴・奇岩の渓谷です。

浜の瀬川の水量は年間を通じて豊富で、岩の間を流れる水はあるところは激しく、そして広い浅瀬は緩やかな流れとなり、川面には周りの景色を映し出しています。特に秋には、周囲の椎や樫などの照葉樹に混じる紅葉と甌穴・奇岩とが一体となり、来る人を楽しませてくれます。

渓谷の左岸に遊歩道が入り口から橋満橋まで続いており、遊歩道には11カ所のトンネルがあります。渓谷の途中には地元の人が名付けた、三之宮淵、屏風岩、河童洞、千畳岩、櫓の轟、などの名所があります。(グルネット宮崎から)

(4)えびの高原の野生鹿

えびの高原は、霧島屋久国立公園の霧島連山北部、標高1200m一帯に位置している。大小の火山とカルデラ湖に囲まれており、山肌はモミ、ツガ、アカマツ等の針葉樹林や広葉樹に覆われて、四季折々の変化に満ちた色や模様を画き出す。

この地域一帯に生息する野生鹿は、日中は茂みで休み、朝夕に自分たちのテリトリーで餌をとる。俳人飯田竜太はつぎのように詠んでいる。

「鳴く鹿の声を限りの山襖」

その鳴き声は、活動する夕方から朝方にかけて聞くことができ、特に秋になると、雄鹿が雌鹿を呼ぶ「キーン、キーン」という鳴き声が高原の暗闇によく響き渡る。霧の深い日など、思わずばったり野生鹿に遭遇するチャンスもある。(weblio辞書から)

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